こっそりメディア論

メディア、広告業界について、「ビジネス」「キャリア」「アカデミック」の3つの視点から考えます

ライターの副業で、月5万を稼ぐまでにやったこと

ライターというと、クリエイティブな職種で門戸が狭い職種だというイメージはありませんか?確かにひと昔前、いまのようにインターネットがなく、紙メディアをベースとして情報流通が主流だったころは、ライターとしてある程度お金を稼げる人はほんの一握りだったことでしょう。ですが近年、その状況はWebメディアの出現によって変わりつつあります。

 

いまや、人々が触れるコンテンツは雑誌や新聞などといった紙メディアだけでなくインターネット上のものにまで及びます。世の中にはいま(クオリティは別として)以前にも増して無数のコンテンツが溢れていて、そうなると当然作り手へのニーズも増えることになります。そんななか、近年ではランサーズやクラウドワークスといったサービス経由で仕事を受注してフリーランス、もしくは副業でライティングの仕事をする人が増えてきています。

実際僕もありがたいことに本職とは別にライティングの仕事をいただいており、月平均、だいたい5万円程度は稼いでいます。副業としては充分な金額かなと思ってますが、もちろんはじめからうまくいっていたわけではありません。この記事では、その道のりを振り返り、Webライターの副業に関心がある方に向けて、ノウハウを共有できればなと思っています。

SEOライティングの勉強

そもそもライターをやりたいと思っている人のほとんどは、多少なりともライティングに自信がある方がほとんどでしょう。ただ、いくら文章力があったとしても、SEOライティング(検索順位を上位表示にするためのライティング)に関しては少し勉強する必要があります。特にクラウドソーシングで多いのが、こうしたSEO対策を施した記事のライティングです。

もちろん、企業それぞれライティングのためのマニュアルやガイドラインを策定しているケースがほとんどですが、実際に記事を作成するとき、基礎知識があるとないとでは大違いです。なので、副業で0からライターを目指す場合は、まずSEOライティングの勉強からはじめることをおすすめします。明確なルールが分かっていれば誰でも簡単に実践することができますしね。

 

 

 

僕の場合、当時在籍していた会社がまさにSEO流入を稼ぐメディアをやっていたので、幸いなことにその辺のノウハウは仕事で身に付けることができました。ただ、上記に書いたような本を補足程度に読んで、しっかり頭のなかで理論化したので、素早くスキル取得ができたように思います。

クラウドサービスの活用からスタート

SEOライティングの知識がある程度付いて次にやったのは、仕事をもらうことです。副業ライターを目指す多くの人が、はじめのうちは「仕事の受注先がない・・・」こんな壁にぶつかります。当時の僕もまさにそうで、「何のつてもないのに、一体どこから仕事を貰えばいいんだろう」と不安を感じていました。

そんなとき職場の先輩から聞いたのがランサーズでした。当時クラウドワークスと並び、ライティングのクラウドソーシングでは業界のトップを走っていたランサーズ。早速登録をして、1本数800〜1000円くらい(3000文字程度)の記事を書いていました。

 

しっかり成果を出して単価UP

ただ、月に50000円稼ぐには、仮に全ての記事が1000円だったとしても、50本書かなければなりません。本職があるなか、流石にそれだけの量をこなすのはきつすぎる、、、そう感じた僕は、単価交渉をします。

実際、ある程度のクオリティでしっかり本数をこなしてくれるライターに対しては、交渉次第では企業側も単価交渉に応じてくれるケースがあります。彼らにとっても、安く働いてくれる貴重な戦力なので、いい人材は手放したくないのでしょう。

そんなこんなで、最終的には1本2000円くらいの値段にまで単価を上げることに成功しました。ただ、それでも月50000円稼ぐためには25本執筆する必要があります。

ちなみに、いま個人的にオススメのクラウドソーシングは「サグーワークス」です。他のクラウドソーシングのサービスに比べると、報酬単価も3,000〜20,000円と高めなところが一番のポイントです。詳細が気になる方は下記のリンクをチェックしてみてください。

在宅でライティングのお仕事なら【サグーワークス】

クラウドソーシングや現職での実績を元に、直接企業から仕事を受注

そこで、僕が考えたのはクラウドソーシングからの卒業です。直接企業とやりとりをして、専属のフリーライターという形になれば、取材などがないこたつ記事でも多いときには1記事30000円ほどの報酬を得ることができます。

Wantedlyに登録し、執筆歴を記載

では、どうやって企業と直接繋がりを得るか。いまはフリーランス向けにもマッチングサービスが多くありますから、そうしたサービスを活用することをおすすめします。僕の場合はWantedlyを使って、執筆歴と自分がどんなことができるのか、要は簡単なポートフォリオを作って、企業の求人に応募しました(Wantedlyにはフリーランスの募集が多数あります)。

 

一度仕事が決まれば、数珠繋がりで仕事をもらえる

そうしてWantedly経由で、とある製作会社から依頼を受けるようになりました。いまでは記事1本20000〜30000円で受注することができてますし、さらにその企業から別な企業に紹介してもらって、副業ライターで月に50000円稼げるようになりました。

まとめ

いかがでしたでしょうか?副業でライターの仕事をすること事態は、いまの時代とても簡単です。クラウドソーシングでの実績を糧にして、直接企業とやりとりをすることが、生産性を上げることにつながるでしょう。もし、この記事を読んでいるあなたが副業ライターとして充分に収入を得たいと考えているなら、是非この方法を実践してみてください。