こっそりメディア論

メディア、広告業界について、「ビジネス」「キャリア」「アカデミック」の3つの視点から考えます

【例文付き】編集者になるための志望動機:書き方のポイントとは?

編集者を募集している企業は、出版社から編集プロダクション、Web企業まで多岐に及びます。しかし、編集者と一口にいっても、それぞれの業務は異なるので志望動機を用意する際も、その点を意識しなければなりません。

以下では、未経験で編集者を志望している方に向けて、志望動機を作成するためのポイントと、例文をご紹介します。

 

スキルの棚卸しをして、少しでも編集業務に近い経験があれば盛り込む

未経験だと、当然編集者としての業務経験はないため、不安になること方も多いかと思います。しかし、自分のこれまでの経験を一度洗い出してみると、編集の仕事に近い業務に携わったことがあったという可能性があります。

たとえば、マーケティング担当の方であれば、メールマガジンやコピーライティングを経験している場合もありますし、広報の方であれば企業のオウンドメディアの更新作業などに携わったことがあるかもしれません。このような、少しでも編集に関連するような業務を経験している場合はそれを必ずアピールするようにしましょう。

スキルの棚卸しをする際には、転職エージェントが提供している適性検査を受けてみるのが良いでしょう。人材紹介大手のインテリジェンスが提供しているミイダスは、無料で検査が受けられる上、スカウトまで届く便利なサービスです。所用時間も短く簡単なので、一度受けてみてはいかがでしょうか?少しでも興味がある方はこちら!

編集者への強い熱意をアピールする

そして、非常に大事なのが、熱意です。これは編集者に限ったことではありませんが、未経験で転職、就職する場合、はじめのうちは覚えることも多く、それなりに精神的にも身体的にも不可がかかる可能性があります。今まで経験してこなかったことをやるのだから、これは当然ですよね。

ここで耐えられるだけの熱意を、あなたが持っているかどうか、面接官はここを非常に重要視しているのです。志望動機を作成する際には、この点を意識するとともに、新しいことにも果敢にチャレンジし、継続してきた話を盛り込むと良いでしょう。

 

編集者に重要な適性「好奇心」をアピールする

また、編集者は日々たくさんの人に会い、さまざまな話題についてリサーチをしなければなりません。日頃からさまざまな情報に触れ、世間の流れをウォッチしている、という点を強調するようにしましょう。

具体的には、もしブログを描いていれば、そのことを書くとか、もしくは最近話題になっているニュースは、常日頃から多少なりともリサーチするようにして、そのことを志望動機に盛り込みましょう。

志望動機の例文 

以下は、編集者の志望動機の例文になります。必要な箇所は自分なりに変更して使ってみてください。

私は現職では、広報を担当しております。その業務の一環として、社内報やオウンドメディアの運用も手がけているうちに、コンテンツ制作に興味が湧き、編集者という仕事に魅力を感じるようになりました。

そんな中、貴社の求人を目にし、今回は応募させていただきました。貴社が運営されているサイト「〇〇. com」は、以前からよく読ませていただいており、そのオリジナリティとコンテンツのわかりやすさに、以前から強く魅力を感じておりました。これは偏に貴社が長年培ってきたノウハウがあってこそだと考えております。

未経験ではありますが、是非編集者としてキャリアを積むとともに、貴社に貢献したく、今回は応募させていただきました。

また、「志望動機のサンプルがもっと欲しい」という方は、転職サイトを活用するのをおすすめします。履歴書のサンプルから、業種別に志望動機のサンプルを見ることができます。個人的におすすめなのは「リクナビNEXT」「マイナビ転職」などです。

過去の経験、そして熱意と好奇心をいかに工夫して見せるか

いかがでしたでしょうか?ここまで、編集者の志望動機を作成する際の、書き方のポイント紹介してきました。編集者の志望動機を作成する際には、過去の経験、そして熱意と好奇心をいかに工夫して見せるかが重要になります。例文も、是非参考にしてくださいね!