こっそりメディア論

メディア、広告業界について、「ビジネス」「キャリア」「アカデミック」の3つの視点から考えます

ライターのアルバイト:未経験からのはじめ方と時給の相場

インターネットが普及して、誰もが簡単に情報発信ができるようになったいま、ライターの需要は増えています。しかし、雑誌などの紙媒体からWebまで、ライターが活躍する場は増えているとはいえ、探し方や時給の相場など、具体的な情報はそこまで知られていません。そこで今回は、どうやってライターのアルバイトをはじめたらいいのか、そして時給の相場を解説します。

 

まずはライターのアルバイト募集を探す

ライターのアルバイトを募集しているのは、Web媒体が多いのが現状です。近年ではキュレーションメディアやバーティカルメディアといわれるWebメディアも増えており、各カテゴリー毎に乱立しています。たとえばビジネスやファッション、ライフスタイル、カルチャーなどさまざまです。では、探し方はどうすればいいのでしょうか。

多くの場合、ライターのアルバイト募集は、そのWebメディアに直接求人が掲載されるケースがほとんど。それは、企業側もアルバイト採用にはそこまでコストをかけることはできないからです。また、いくらアルバイトとはいえ、そのメディアのファンであるに越したことはありません。そのメディアを読んでいる人に募集のお知らせをして、応募があるのが一番効率的ですよね。なので、もし「このメディアでライターをやりたい」という場合は、そのメディアで募集があるか探してみましょう。未経験からでも挑戦できるメディアも多くありますし、仮に経験者限定であっても、一度問い合わせてみたらチャンスがあるかもしれません。

また、近年ではクラウドソーシングのサービスで、ライターの仕事を見つけることができます。未経験からでも、気軽にライターのアルバイトをはじめることができるだけでなく、担当者と余計なやり取りをすることなく、在宅でライターのアルバイトをはじめることができます。

ちなみに、個人的にオススメのクラウドソーシングは「サグーワークス」です。他のクラウドソーシングのサービスに比べると、報酬単価も3,000〜20,000円と高めなところが一番のポイントです。詳細が気になる方は下記のリンクをチェックしてみてください。

>> 在宅でライティングのお仕事なら【サグーワークス】

ライターのアルバイトは、記事単位の報酬として支払われる

ライターのアルバイトは、そもそも記事単価で支払われることが多く、時給で支払われるケースはあまり見られません。どうしても時給でアルバイトがしたいということであれば、編集や編集アシスタントのアルバイトなどがおすすめです。メディアによっては、取材や企画、執筆まで任せてくれるケースもあります。

また、報酬の単価はピンキリで、人記事500円の場合もありますし、30000円のケースもあります。また、雑誌などの紙媒体の場合も異なりますので、一概にはいえないのが正直なところ。ちなみに筆者は現在Webメディアの記事3000文字程度のものを10000円〜30000円で受けています。(おそらく割といい方だと思います)。

クラウドサービスの場合は、記事単位もありますが、多くの場合は文字単価での募集になります。たとえば1文字0.5円とか。なので、3000文字の記事を書いたとしても1500円。個人的にはちょっと安すぎるかなとも思います。ただ、前述したようにメリットもあって、たとえば基本的に対面で依頼してくる企業の人と会ったりする必要もありませんし、リモートワークもOK。こうした部分にメリットを感じる方であれば、挑戦して見てもいいかもしれません。

 

得意分野で挑戦した方が受かり易い

ここまでライターのアルバイトのはじめ方を紹介してきました。ライターのアルバイトは、メディアが直接募集しているケース(Web・雑誌関わらず)と、クラウドソーシングサービスで探すことができます。希望の募集や求人があれば、あとは応募するだけ。

また、時給に関してですが、ライターは時給ではなく、多くの場合は記事単価や文字単価で報酬が支払われます。編集者のアルバイトに関しては、また別の記事でご紹介します。

あなたがもし未経験で、これからライターのアルバイトに挑戦しようとしているなら、まずは現状自分が多くの知識を持っている得意分野で勝負することをおすすめします。その方が、未経験であっても受かり易いから。また、その際は少しでも実績になるようなものがあればなお良しです。もちろん、なくても可能性は充分ありますよー。