こっそりメディア論

メディア、広告業界について、「ビジネス」「キャリア」「アカデミック」の3つの視点から考えます

編集者の結婚事情について考える

「編集者は結婚できない」は本当か?

僕も今年で28歳。社会的にはいわゆる「適齢期」を迎えています。婚活サイトや最近流行りのマッチングアプリなんかに登録しようかとか、色々迷うときもあるのですが、なかなか行動に移せていないのが正直なところ。

 

っていうか、そもそもそんな高収入でもないし、激務な編集者(それでも楽しいから個人的には全然オッケー)に、果たしてそんな需要があるのか、、、と、少し調べてみました。するとこんな記事が。

amoo-re.com

この記事自体は、婚活サービスか何かのアフィリエイト記事だと思うのですが、言いたいこととしては、やっぱり「編集者の既婚率は低い」で、その原因は「多忙すぎ」ということでした。

確かに、僕の周りの同業者を見てみると、既婚率は低めな印象があるし、その原因が多忙さというのも何となく納得できます。

 

できないというより、晩婚が多い

ただ一方で、他の業界に比べて編集者は(僕は以前は食品業界にいました)晩婚が多く、例えば40代後半とかで結婚する人が目立つ印象があります。じゃあその原因は何か?色々あると思いますが、僕が考えたのは以下の2つです。

・若手時代の給料が安い

・仕事が楽しくて意識が向かない

一番最初の、「若手時代の給料が安い」について。大手の出版社を考えると「全然そんなことないじゃん!」と思う方も少しいるかもしれません。ただ、この業界、全体で考えると、(特に若手に関しては)決して高い給与水準ではないの現実。

2つ目に関しては、完全に偏見なのですが、編集者って好きで仕事をしている人が多い気がするんですよね。だから結婚とか、将来のことにあまり目が行かないという。もちろん人によるところもありますが、少なくとも僕の周りにはそういう人が多い印象です。

「編集者は結婚できる!」みんなバンバン仕事しよう(笑)

確かに、編集者という仕事は大変な部分がたくさんあります。ひと昔前は違ったみたいですけど。でも、その分クリエイティブで自分の好きなことがここまでやれる職業もほかにはないでしょう。

別に結婚にかんしても、できないわけではないです。公務員や他の職種に比べると時期が少し遅れてしまう可能性も否めないし、ちょっと遅めな傾向はありますが、それでも別にいいんじゃないかと、個人的には思いますね。